ヒッチハイクで熊本に行ってみた③

 

 

 

こんにちわ、SORAです〜

今日は一日中人と話す時間が少なかったのでストレスで泣きそうです(笑)

ブログ書きます。

 

 

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前回の記事では、石川県になぜか行ったけどなんとか大阪まで着いたとこまで話しましたが、まぁヒッチハイク初日目から大移動になりしかも休む暇もなくオールで次の日を迎えたため二日目は疲労困憊で倒れそうでした。(笑)

 

 

朝6時過ぎには京都の下の下の方まで着きましたが、一度トラックを降りてからその後またヒッチハイクをする気力は僕には1mmも残っておらず、電車(チート)を使いました。目的地に達するも、予定の時間まで6時間程ありました。

こういう時は空いた時間を有効活用して観光!純喫茶巡り!などをするのが普通でしょうが僕にはその気力さえありませんでしたので、カフェに入りはただただぼーっとするのを繰り返していました。

 

そして予定の時間も1時間半くらい前倒ししてその日の第一目的、辻調理専門学校さんのとこへ!

 

受付の方も、”予定集合時間”というものを完全に無視した僕の登場に少し戸惑っているようでした。けど、そんなの関係ないですよね。(社会で生きていけない)

 

 

しかし丁寧な対応をしてくださって、興味深い本もたくさんあったおかげで暇する事なく過ごせました。14時からスタートし、僕が興味があると言ったコースの授業一つ一つにお邪魔させて頂きました。実際の授業の雰囲気や先生方とお話し出来るのはとっても良かったです。

 

実は僕、高校生の最初の頃はパティシエを目指していて、調理ではなく製菓の専門学校さんのオープンキャンパスなどによく参加させてもらっていました。

その頃の自分は単純で、食べるの好き→特に菓子が好き、作るのも好き→パティシエになりたい→製菓の専門学校と考えていたのです。

しかし次第に興味は広がっていき、普通の洋菓子店で食べられるようなケーキだけでなくヴィーガンやアレルギーフリーのお菓子、そしてそれらのレシピ本を出したいと思うようになっていきました。

 

こっから先を話しだすと本当に長いので今回は割愛しますが、

今僕が考えている事は

食べ物を様々な視点で見つめていきたいと言う事です。

目標としてあるのは、本を出すことです。レシピ本もいいですが、旅本なども料理と絡めていったら面白いのかなと思っています。

そこにたどり着くためには、食べ物を作る側、調理する側、アートを手がけていく側、栄養や食文化に結びつけていく側など、たくさんの歩き方があるのではないかと思います。

 

そういったなかで、調理の専門学校は”作る”技術だけでなく、その理論や食べ物の仕組み、栄養、食文化など様々な事に手が出せるといった面で魅力的に感じます。

 

そんなこんなで、まだ決定ではありませんが、来年度は大阪にいるかもしれません。

もしも学校に行かないという事になっても、東京は離れようと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さてさて、そんな学校見学を終えた後はある二人に会ってきました。

「大阪なうです。どなたか知り合いいませんでしたっけ。」

と僕がFacebookで呟いたらすぐさま名乗り出てきてくれたこのお二人方。

 

ここ一年で日本にも海外にも一気に知り合いが出来すぎて、誰がどこに住んでいるかの記憶がないのでたまにこうやって呟いていこうかなと思っています。

 

インドのバラナシにあるサンタナという日本人宿でお会いしたのは、懐かしくもない一ヶ月程前。実はあんま喋ってなかったけど、外国にいるのに大阪人感を出していた(実は出身は大阪ではないらしい。)アヤエさんと、インド5回目という、もはや住んだ方が早いんじゃないですかとツッコミたくなったチャーリーさん髪型がインドで大人気のヒンドゥー教の破壊神、シヴァと一緒)。

インドは本当に面白い旅行者に出会う事が多かったです、、、

 

 

アヤエさんと待ち合わせをして、チャーリーさんの働くバルへと飲みにいきました!

特に積もる話もなかったので、僕がいかに見た目と言っている事はチャラいのに

中身は童貞チキンなのかを長々と喋っていましたw

さすが人生と恋愛の大先輩であるアヤエさんは”そのままで良いと思うよ!”という

めちゃくちゃ励まされるけど何の根本的解決はされない声を終止かけてくれていました。もう、踏んでいる修羅場の数が圧倒的に違いそう、、、

今度会った時はアヤエさんの修羅場談をたくさん聞きたいです。

 

チャーリーさんはというと、時々声をかけてくれながらもめちゃくちゃ忙しそうでしたw次はもっとチャーリーさんともゆっくり話したいです。最後さようなら〜ってする時に 待って二人ともハグしておこ!旅人はいつ死ぬかわからんからな! って言ってきた時は、チャーリーさん、なんていい人なんやろ、と思いました。

 

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ええ人ら。またすぐ大阪行くんでそん時はよろしくお願いします!

 

 

 

 

そんでその後は大阪よりの兵庫に住む、高校の頃の友達の家へ泊まらせて

もらいに行きました。久しぶりに会って話したい事もたくさんあったけど

先輩との飲み付き合いが大変そうでその日はあんまり話せませんでした〜

 

高校の頃、同級生で本当にお菓子やカフェ巡りが好きな友達が本当に少なかったので

その友達は好きなカフェの雰囲気とかの話が出来たのでまた会えて嬉しかったのです!お互い生まれも育ちも東京なのに似非関西弁で話すのが面白かった(笑)

 

 

 

 

 

 

 

翌日、朝には兵庫を出て少なくとも広島辺りまでは進みたかったのですが

 

あることが原因でなかなか出れませんでした。。。

 

 

 

 

 

さすがにここでは名前は伏せておきますが、

最近僕はある女の子に恋をして、会ってまだ一週間くらいなのに告白して

案の定無惨にもフラれてきたのです!しかしここ一年で鍛え上げてきたメンタルは

ちょっとやそっとではびくともしない!と強がって

全然まだまだ諦めていなかったのですが、、、

寝る少し前にその子からLINEで、私彼氏出来ました。の報告を受けました。

 

 

 

 

 

嘘やん!!!!

 

 

 

 

 

もう、何度目ですかコレ。今は好きな人いないとか彼氏いないとかタイミングが

悪いとか、、、

 

 

 

女の子って本当嘘つきですね!!!!!!

 

 

今までフラれてきた時って、なんやかんや色々理由を言われて

あぁそっか、じゃぁそこをどうにか直せばまだチャンスはあるんだな、

なんてご気楽を思い続けてきた僕ですが、

そろそろ、気づきました。

ダメなもんはダメ!!!!!!

恋愛って理屈じゃないですもんね。僕がその人に魅力なければ

それで終わり。

面白いね! って言われるは増えてきた僕ですが

まだまだオトコとしては面白くないみたいです。

もう、背伸びしないでそのままでいろよって話ですよね。(アヤエ姉さん、さすがです!)

 

 

 

この、あぁやっぱ俺はオトコとしてはクズなのか、と言う事を

頭の中で無限ループさせなかなかベッドから出れずにいたのです。(笑)

性もないですね、、、本気でこのまま東京にUターンしようかと思いました。

でももし本当に帰ってたらもっと性もないことになっていたであろうので

何とか午後3時になる前には家を出ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてその日も一番近くの高速道路入り口まで電車でやってきた訳なのですが、

今回は始める時間がさすがに遅すぎた。最初に降りたSAでは、色んな人に頼み続けるにも断れ続け、まさかの兵庫すら出られない説が浮上してきた午後5時過ぎ、、、

 

 

 

「熊本?あぁ行くよ、俺はこれから鹿児島行くところだからね。」

本当ですか!僕、熊本の下の方の水俣市って所に向かっているんです!

水俣?あぁ通るよ。乗っけってやっても良いぜ。」

 

 

 

これが不幸中の幸いというやつですか、、、!!!!!(ちょっと違う)

 

 

 

ということで出発があまりにも遅すぎたにも関わらず、むしろ早く熊本に

着ける事になりました。しかも2代目で!!!!

ほんまラッキーでした。

 

 

乗っけてくれた方は御歳69歳のトラックの運ちゃん

もう辞めたいらしいですのが業界が人手不足過ぎて辞めさせてくれないそうです。

実はこの、トラックの運転手人手不足問題は本当に深刻らしいのです。

昔は給料が良かったし人出も今よりあったから良かったのですが

元々休みがない、長時間運転しぱっなしの為腰痛持ちにになる、就寝時間や食生活も不規則になる、家にいる事が少ないなどの理由と賃金の低下に伴い

今、トラックの運転手をする人たちが減ってきているそうです。

人手が足りなければそのしわ寄せは他の人へ、そしてもっと過酷な労働環境

なり辛くて辞めてしまう。この負の連鎖だそうです。

僕もヒッチハイクを始めてこの事を始めて知ったのですが、

今の日本の流通事情上、無くてはならない職業の一つなのでどうにかしないと

いけない問題の一つであると思います。

僕が出会った方々、皆さん自分がトラックの運ちゃんであることに誇りを持っていて

この仕事が好きだからね、と言っている方が多かったです。

 

 

 

 

 

そんな中、僕はこのおじさんと他愛も無い世間話やオバマの広島訪問、恋愛の話などまでしながら無事熊本県まで送ってもらいました。

 

 

 

写真は苦手だから、と写りたがらなかったおっちゃん。

なので撮ったけど載っけないでおきます。

ご飯も御馳走してくれてたくさん話にも付き合ってくれてありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

今日も最後まで読んでくださってありがとうございました!

 

次回は、熊本にての茶畑体験のお話です。ではでは〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

ヒッチハイクで熊本に行ってみた②



どうもSORAです。
今は今日の茶畑にての作業を終え、泊まらせてもらってる部屋でぶっ倒れているところです。

さてさて、昨日の記事ではなぜ、熊本に行くことにしたかを綴ったので今日はその記念すべきヒッチハイク第1日目の出来事をお伝えします。







その前に、言っておきたいこと。
実は僕、ヒッチハイクと言っても全移動がヒッチハイクと言うわけではありません!
高速道路の入り口近くまでは電車やバスで行って、そっからその近くの信号で止まっている車に高速まで乗っけてもらうよう頼みます。
そしてそっからはSAやPAを繋いで、目的地までといったかたちです。

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なんやお前電車も使っとるやんけ!
と思う方もいらっしゃると思います。
そうです、楽をするためにです(笑)

前述もした通り、僕はヒッチハイクに出会いは求めていますが辛さは求めていません。(これがゆとり世代の若者の本音です)
家の前からスタートするとご近所さんや知り合いに見られる可能性があるという羞恥心が僕にはまだあり、そこを変えていこうとは思いません!


まぁまぁ、そんな事はどうでもいいのですが、






16日の朝、いつものようにバックパックを詰め(いつもとか言っていますがまだ2度目)
家を出て電車で用賀駅まで向かいます。
途中眠すぎて用賀駅で乗り過ごすという事をしましたが、まぁなんとか10時過ぎには開始!

そして少し歩いて用賀インターの近くへ。
10分くらいで、大型のトラックの運ちゃんが乗っけてくれました。
最初乗っけてくれる人は毎回トラックな事が多い気がします。
まぁ簡単な自己紹介してお喋りをしました。


僕「よく僕みたいにヒッチハイクしてる人って見ますかー?」
運「うーん、最近はあんまないなぁ。ゴールデンウィークの時は少し見たかなぁ。
でもこないだ見たときは方向が違くてね、乗せてあげられなかったから次誰か見たら乗せてあげようと思っててねー!」


僕の前にヒッチハイクしていた方のおかげで僕が今回乗せてもらえたという事です。しかも、いつもは高速乗らないけど今日はたまたまいつもと違うところに配送だから、とのこと。

こうやって、ヒッチハイクしている時はいつと一期一会で、数十分時間が違ったらこれから先人生で会う事もないような人に会う事が出来るので面白いです。







2台目の乗せてくださった車の方々が、これまたファンキーな人でした。

僕がまだ声を誰かに声かけ始める前から、僕が手に持っていた紙を見て

「なにあれ、ヒッチハイク?」

これはキタと思いました!話しかけられるパターンは少ないので、乗せてもらえる可能性が高いと思い振り向くと

そこには髪の毛が赤色、オレンジ色、金髪の超見た目イカつい人たち、、、
(⚠︎黒もいました。)

正直一瞬声をかけるか迷いましたが、その時既に僕双方の目はガッチリ合っていて、というより既に面白いモノを見る目でこっちを見ていて

人は見た目じゃない!!!

それを僕は知っているので声をかけました。(モテるのは見た目がかっこいいやつだけ)


「あの〜僕今実はヒッチハイクしてまして、兵庫に向かってるんですけど…」


一瞬乗せるかどうかを会議され(フリをかれ)、まさかの快くOKを頂きました。







乗せてくださった方々は、ミュージシャンだそうで。4人組のバンド+それをサポートする仲間2人計6人でつい前日まで仙台にいて、今日は静岡に帰ってきてる途中だったそうです。

Boundという名前のハード系のロックバンドで、皆さん古くからの付き合いだそうで。歳は皆さん40代くらいで、仕事の合間を縫って今でも音楽活動をしているそうです。これからもずっと続けていくつもりらしいです。


めちゃくちゃカッコいい。
僕はそう思いました。
いい歳こいて、まだ遊んでんのか。
僕は将来自分が歳を取っていった時に、こう言われたいです。
自分の好きな事を、何歳になっても追い続けてる姿はめちゃくちゃカッコいいです。







ちょっと前に、インドのとあるゲストハウスでお会いした人を思い出しました。
その人は、インドに半年間、シタールというインドの伝統楽器の一つを練習をするためだけに来ているそうです。
朝起きてから夜寝るまで、食事の時間以外はほとんどその楽器を弾いていました。

ある日、僕はその人(Rさん)に聞いてみました。


僕「Rさんは、こうやって一つの楽器を練習するためインドに来て、
その後日本に帰ってから何かしたい事とか、やりたい事とかってあるんですか?
シタールでCDを出したいとか、ミュージシャンとしてデビューしたいとか、」

R「ないねぇ、そういう事は。俺はコレ弾いてるのが好きだし今はただもっと上手く弾けるようになりたいだけかなぁ。
結果はやりたい事やってればそのうち勝手に付いてくると思うし。」







Rさん、見た目はとても若そうに見えますが、実は今30代後半。現在の職業は無職、好きなものは音楽。






この先の人生どうしよう
仕事はちゃんと就かないと、
貯金も将来のためにしておかないと、
いつまでも好きな事ばっかやってられないや。







歳を重ねていく毎にそう思われる方が大半だと思います。僕ももしかしたらそうなるかもしれません。



でも今僕が強く思っている事は、

人間いつ死ぬかわからない。
大袈裟じゃなくて、
それは明日かもしれないし何十年先かもしれないし。
何でも出来る環境に生まれたに、
自分の好きな事、面白いと思った事をやっていかないのは勿体無い。


海外にいる時、学校に行くお金も無いから子供の頃から親のために働いている人たちをたくさん見ました。
足が両足ないのに、履い歩いて電車の中を掃除してチップを稼いで生活している男の人を見ました。
今も差別に苦しみ、過酷な環境の下で暮らす人々を見ました。
国に国民とも難民とも認めてもらえず、記録上存在しない人として扱われている人にも会いました。





僕は日本という国に生まれ
日本国民の証であるパスポートを貰い
それさえあれば世界中ほとんどの国に行く事が出来て、
学校にも行かせてもらえ、ご飯も食べさせてもらえ、バイトだってすぐ見つかるしそれだけでも餓死する事は少ない環境にいるのに

それでもやりたい事に挑戦しないのは
そうでない人たちに失礼だとも僕は思います。




だから、僕は今やりたい事、やってみたい事をただただやっていきたいと思いますし、これからもそういった思いは変えたくないと思っています。


Rさんは、そういった僕の思いは変えていかなくてもいいんだよと体現している人で、だから僕にはそれがカッコよく見えました。









今回ヒッチハイクでお会いしたこの6人のミュージシャンの方々も、自分たちのやりたい事に真っ直ぐで、それが伝わってきてとても素敵に思いました。









結局その方々には終始笑わせてもらいながら、お昼を奢ってもらったり予定にない場所まで僕が次の車を早く見つけられやすいようにと送ってもらったりと本当にお世話になりました。
みなさん本当に優しかった。
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その後も順調にヒッチハイクを進めて行くのですが、その日6台目の乗っけてもらった車で事件は起きました。







「お兄ちゃん兵庫行くんだっけね?」
はいそうですー!
「でも俺らこれから石川県帰るところなんだよねー。」
はい、なので途中のどこかSAで降ろしてもらえると助かります!
「俺らと石川まで行かね?」



















いやいやいやいやいや!!!
僕最終的にな熊本行きたいんです!
そして今日は兵庫にいる友達の家に泊めてもらう予定でして、明日も調理の専門学校の学校見学に行く予定がありまして、もし今日石川県に行ったら明日の大阪まで間に合わない可能性がありますので今回は遠慮させて頂きたく思っておりまして、、、







「予定は予定通りにいかないから面白いんじゃねえの?」
「お前ヒッチハイクして誰かの車に乗っけてもらった時点で、そいつにてめえの命預けたってことだよなぁ?」
「専門学校なんて行かなくていいからよ、今から連れてく店で修行してけや!」


「人生なんてアドリブなんだよ!!!!」













もう、僕が何言っても通じませんでした。完全に僕を拉致る気でした。
ここで僕の物語も終わりだと思いました。






まぁ実際は内心このまま石川まで行ったら面白そうだと思う自分もいて、
お兄さんたち面白そうで親切だったし
翌日僕が大阪に迷うように知り合いのトラックの運ちゃんに手を回してくれたので








石川県に行っちゃいました!!!!!





















まず、運転していたブラジル人の方と銭湯に行かせて頂きました。
そしてその後焼肉に連れて行ってもらいたくさんご馳走になり
連れて行きたかったお店が休みだったからってその店のマスターまでその人の家族ごと呼んできてくれて
わいわいして、
その後人生初となるとスナックというものも経験させてもらいまして、
ちゃんと深夜1時過ぎくらいにはそのトラックの運ちゃんのところまで連れてって貰いましたわけでありまして。


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もう、こんなに面白いことある?
ってくらい楽しかったです。
ヒッチハイクしててよかったと思う瞬間でしたし、これからもぜひ僕を乗っけてくれる方にはその方の故郷に強引にでも連れて行ってもらいたいと思いました。



旅は、どっか行くこととか美味しいもの食べるとかじゃなくて

"出会い"なんだなぁとつくづく思います。

そういう意味で言うと、人生そのものが旅とも言えるなぁと。














まぁそんなこんなで兵庫を目指していたはずなのになぜか石川県まで行き
けれどちゃんと大阪に翌日間に合ったというとんでもないヒッチハイク1日目を終えました。







めでたしめでたし。








今日も最後まで読んでいただきありがとうございます!

次回は(多分)大阪にての専門学校の学校見学で思った事と久しぶりと久しぶりじゃない再会の話を書きます!







P.S. こう文章書くともっといいよとか、ブログそのものの書き方のアドバイス、またまた単なる感想や質問、
さらにはお前面白そうだから会おうぜなんて方がいたら是非声をお掛け下さい。







ヒッチハイクで熊本に行ってみた①



どうも皆さんこんにちは。

今日からブログを始めてみることにしましたSORAです。


ずっと前からやってみたくて、というかやってたけど飽きっぽくてすぐ止めたりを繰り返していました。


しかし最近身の回りで面白いことが起きすぎているので、ぜひそれを日々の日記代わり書き残しておきたいと思い今日からまた書いてみることにしました!


ではでは、始まり始まり〜









記念すべき第一回目の記事は、

そう、ヒッチハイクで熊本に行ってみた事についてです。結果から言うと、今日もう着きました(笑)


でも、一気にこれまでの経緯を書いちゃっても面白くないので(というか話が長くなりすぎるので)

今日はまず出発の日の話。






その前に、ナゼ僕が今回熊本に、しかもわざわざヒッチハイクで行く事にしたかについての説明です!


実は僕、1ヶ月くらい前まで1年弱の間海外にいたんです。アイルランドに半年留学、旅7ヶ月くらい。(この事は後々記事にして遡ります。)

僕はその間、色々な事を学びました。いや、学びましたというよりは学びたいことの興味をグワッ!と広げてきた感じです。

そんでさぁもうそろそろ旅も終えて帰ろうかな〜と思っていた時です。


4月14日。

僕はその時、インドにいました。

何となくスマホをいじっていたら、同じドミトリーにいた方に

ヤバいよ熊本で結構大きい地震だってよ!!

すぐにググってみて、色んな記事の速報を読んで、僕はしばらくそれを現実のものと信じられませんでした。


そして4月16日。

"本地震"と後に言われる、震度7地震が起きました。


3.11から5年。まだまだ東北地方の復興にも時間がかかるのに、

また 起きてしまいました。

自然災害には抗えないもの、特に地震大国日本で起きるソレは、一種の"運命"として受け入れるしかないのかもしれない。

でも、悔しい。

何て言い表せばいいかわからないけど、悔しいと思いました。



何かしなきゃ、そう思いました。

僕は5年前、何も出来ませんでした。

ボランティアに行く人や、支援を広げるために行動をしている人たちを見て、ただただぼーっとしているだけでした。

その翌年、1泊2日で行くボランティアツアーに参加し宮城県山本町というところに行きました。

小さな瓦礫を取り除く作業を半日くらいだけしただけなのに、差し入れのお弁当やスイカを貰うのが申し訳なくて仕方なかったです。何も出来なかったし、何がしたかったのかもわかりませんでした。

それっきり、僕はまだ東北に再びの足を踏み入れていません。



思ったことは口に出す、口に出したことは行動に起こす。僕はこれが出来るように心がけています。




日本に帰国したら、熊本に行く。





ただそれだけを決めました。

何をしに行くか、何ができるかは全く考えにはその時はありませんでしたがとりあえずそれだけを決めました。口に出せれば、その次行動に出せる。










それから出発するまで僕は、自分が熊本に行く"後付け"の理由を考えていました。


ボランティアにツアー、もしくは個人で行くことも考えました。しかしそれでは、きっと二の舞になると思いました。

ただただ、"ボランティア行ったよ"という自己満足で終わってしまう。

(僕はソレが悪いとは思いません。やらない偽善よりやる偽善、自己満足でもみんながやればそれが誰かの助けになる事には変わりないと思います。けど、)

今自分がしたい事はソレではない。



そこで僕は、ある"出会い"を思い出しました。僕が今年の1月に、デンマークにいた時のことです。


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このオジさん、極寒の中こうやって虹色の旗を持って突っ立っていました。面白そうだから何してるの?って話しかけたら、

「僕たちは平和のために活動してるんだ。」

「今世の中はみんな、不幸だと思い込んでいる。イスラム国による過激なテロ行為、世界各国で今も終わらない紛争。飢餓に苦しむ人たち。」

「でもこれらはみんな、嘘なんだ。

テレビやニュース、メディアを通してこういう情報をみんな聞いて、それが現実だと思い込んでいる。」

「違う、嘘なんだそんなの。みんな本当は平和で、幸せなんだ。それに気づいてないんだ。」



最初にこのおっちゃんの言ってることを聞いた時は、単なる現実逃避にしか聞こえませんでした。

でもおっちゃんの言おうとしてた事は、現実逃避なんかじゃなくて




みんな目先の悪いことばかりに目がいき、その裏で起きているたくさんの素晴らしい事に気づいてないんです。


確かにテロリスト達はいます。戦争は起きています。毎日たくさんの人々が今もこうしている中で命を失っています。

けれど、その中で終息してった争いがたくさんあるということ。たくさんの殺し合いが減ったということ。

病気や貧困に悩む子供達だって、昔と比べたら確実に数が減っているという事。


もちろんそういうのが全て0になっていくのが一番いいんだけど、

でも今はそういった、幸せに一歩でも近づいた時にそれを讃えることも大切だと、そのおっちゃんは言っていたんです。







今回、熊本地震が起き、たくさんの方が命を落としました。相次ぐ余震に今も不安で眠れない人たちが沢山います。こういった、悲しい事が起き、不幸な事が起きた時は、実際に被害に遭っていない僕や、周りみんなにもこういった気持ちが連鎖します。

けど、だからこそ、こういう時にこそ僕は必要だと思ったのです。

こういった辛い状況の中でも、元気にしている人たち。笑顔を見せるひとたち。

"被災地"としてじゃなくて

こんなにいい人がいるよ

こんなに素敵な場所があるよ

こんなに美味しい食べ物があるよ

と、そういった事にもスポットライトを当ててあげるということを。








僕がボランティアツアーに参加して

熊本こんなに大変だよ、でもみんな頑張ってるよ、だからみんなも助けに行ってあげてってFBって呟くより



あ、そんなに熊本良いところなら私も行ってみたいな、


こう思ってくれる人が僕の周りに出来てくれる方がいいんじゃないかなって思います。





今はまだ震災直後だから、ボランティアの方はたくさんいると思うし

メディア通しても熊本や大分の状況を耳にすることもあると思います。




しかしこれから大事になっていくのは、この地震のことを口にする人が減っていった時。今東北がソレを現しています。

最低でも復興に10年は必要。

そう聞いたことがあります。

まだまだ東北でも仮設住宅に住んで生活している人や、癒えない傷跡に悩まさせる人たちはたくさんいます。そういう時に大切なのは、そこに足を運ぶこと。人が来ることで、少しずつまた少しずつと、復興に繋がっていくんだと思います。



今回の熊本地震だって、本当はもっと怖いのはこれから先今回のような出来事の思い出が風化されていってしまう事。

そうしない為にも、5年、10年先も"行きたい"と思えることが大事だと思うんです。




だから僕は、その為にも今回は熊本を"見"に来ました。


そしてそれを皆さんにお届けいたします。



大それたことは出来ないけど、それなら僕にも出来ると思いましたので。





あ、ヒッチハイクした理由は、単にその方が面白そうだったからです(笑)

普段電車やバスを使っているだけじゃ会わない人と会えますし、面白い出会いもありますし、まぁお金も浮きますし。

あと人と話すの上手くなりたいなぁと思って、役立つかなぁなんても思っています。(でもヒッチ中に時々ウトウトしますw長時間だと黙っちゃいますw特に面白い冗談で笑わす事も出来ませんw)










まぁそんなこんで

第一回目はダラダラと記事が長くなってしまい、まだ出発してから何があったのかさえ書き始められていませんが、まぁそこは次回書くことにします。



長文でしたが読んでいただいてありがとうございました。