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北海道の牧場にて②

 

 

ボンソワール!SORAです!

 

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トラクターデビューをついに果たしましたので、ブログを更新したいと思います。

 

 

 

 

さて、前回の記事では僕がなぜ北海道に、そしてなぜ牧場に、かというお話をしましたので

今回は僕がもうすぐ作業を始めて2週間といったところで感じたことを書こうかと思います。では、はじまりはじまり〜

 

 

 

 

 

 

 

驚きと懐かしさ

 

 

 

僕がまず驚いたのは、菅野さんがお世話をしている牛の頭数です。

子牛と母牛を合わせ、約40頭ほどいます。牛舎は二つです。餌やりは基本菅野さんと菅野さんの奥さんの二人で行っていますが、

小さい子供が二人いるので奥さんは作業に加われないことも多々あります。

 

この数を他に従業員雇わないでやっているのか、、、

 

僕はそう感じたのですが、菅野さん曰くココはまだまだ少ない方だそう。

ただ、新規就農でまだ駆け出しということもあり現状はこの数でやっていくそう。

 

 

 

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右に見える二つのビニールハウスが牛舎です。これにも驚きました。

僕が"牛舎"と聞いて想像するものと言えば、、、

 

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こんな感じです。

 

でも最近はビニールハウス型の牛舎が増えてきているそうです。その理由として、

①普通の木造型の牛舎と比べて半額近くの低コスト

②ビニールハウスハウスだから冬場でも暖かく、夏の温度調節もスライド式空調機能があるため便利

 

などの利点があるそうです。

今日も隣町で酪農をやっている方が見学に来ていました。

 

 

そして次に驚いたのは、そんなに臭くないということです。これは他の牛舎に未だ行っていないので比較は出来ませんが、あまり臭いとは感じませんでした。

菅野さんに聞いたところ、しっかり換気をしたり、風があり乾燥した気候なのでうんちなども乾いてくれるから、

又、餌に生菌剤を混ぜたり栄養バランスの良い餌やりをすることによって

牛の腸内バランスが整って牛のうんちがそこまで臭わない、などと言っていました。

 

 

 

さて、では懐かしさとは?

 

実はなぜか僕、初日の作業から例えば

牛が近くにいることや牛に触れること、牛のうんちの臭いなどにあまり抵抗感はありませんでした。牧場に来るのは初めての筈なのにです。はて、なぜだろうと思っていたところ、牛のある仕草で気付きました。

 

 

 

牛は、時々体の筋肉などを部分的にブルブルッて震わせます。菅野さんに聞いたところ、多分そうして身体にくっついたハエを追っ払っているのだそうです。

 

 

 

うん、、、?この光景どっかで前にも見たなぁ。。。

 

 

 

 

 

 

そうです!!!!

 

 

 

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僕、インド行ってたんですわ(笑)

 

皆さんご存知の通り、ヒンドゥー教の多いインドでは牛は聖なる生き物です。

なので、(なので!?)町中どこを歩いても牛がいます。野生の牛です。

無論、食べることは天地がひっくり返っても無いのですが

野生の牛は落ちてる生ゴミなどを食って適当にそこらへんでうんちをばら撒いて

狭い道の曲がり角から急に出現したりします。

 

僕、この環境下に2ヶ月近くもいました…

 

そりゃ牛への抵抗感もないですわな。しっかりとした餌をあげられ掃除もこまめにされている牛舎がインドの無法地帯牛さん状態より臭く無いわけがないですよね。

 

 

 

 

 

 

そういった背景も手伝ってか、

牛にちゃんと餌をやってうんちの掃除をして飼育している姿を見ると

牛さんが大事にされているなぁと感じます。(インドでは割と道路の邪魔な牛をハァッ!!!!って威嚇しながらどけたり軽く叩いたりしてますw)

 

 

 

 

 

 

 

牛に餌をあげ始めて

 

 

さて、皆さん牛か何を食べるか知っていますか?そうです。もちろん牧草です。

 

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はい。ローダーという機械に乗っている僕です。左端に見えるのが牧草ロールです。

これを大きなフォークみたいなのでほぐしてあげて牛さんにあげます。

これが、意外とたくさん食べるのです!!!

特に一度出産を終えたお母さん牛たち、かなり食べます。

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朝と夕方に上げるのですが、普段は人間を怖がって近づくと逃げるくせに

餌をあげるときは

「うおおおい!腹減ってんだこっちは!どけえええ!」

って言ってるんじゃないかって思うくらいの勢いで牧草に食らいつきます。

お腹空いてるんですね。

子牛にはたくさん栄養を取ってもらうために3度餌をあげるのですが、

大人牛には朝夕の2回しか餌をあげません。

あまり太りすぎて欲しくないからです。

そして、さっきの写真を見てもらうとわかると思うのですが

牛の首を連動スタンチョンというもので固定させて餌を食べさせてあげます。

これはなぜかというと、牛にも強い弱いがあり、強い牛は隣の弱い牛の分の餌まで横取りしようとするからです。

 

お前のものは俺のもの。俺のものは俺のもの。byジャイアン 精神ですね。

牛の世界も弱肉強食なのです。

 

 

 

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すみません。あまり可愛い写真がありませんでした。子牛にミルクをあげているところです。本来ならお母さん牛のミルクを飲ませてあげたいところなのですが

お母さん牛のミルクが充分に出ないため、ミルクパウダーをお湯に溶かして飲ませてあげています。この子たちも一瞬でミルクを飲みのほします。お腹空いてるんですね。

 

 

 

今紹介したのは基本的な餌となります。

この他にも、餌と一緒に配合飼料や生菌剤、ビタミン剤をあげたりすることがあります。

なぜかというと、牧草だけでは足りない栄養バランスを養ってあげないといけないからです。

 

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このような本を読みました。ある獣医さんが書いた本です。

とてもわかりやすく書いてあって勉強になりました。

 

 

生まれたばかりでまだ体が大きくなりきっていない子牛は、体の調子を整えるバランスがまだ上手く取れないのです。そして大きくなるためにエネルギーも栄養もたっぷり必要なのです。

そしてこれは、お母さん牛にも言えます。妊娠を控えた牛、妊娠中の牛、出産直後の牛。どの状態も通常時よりもっと気を遣って牛さんの体調管理をしっかり診てやらないといけないのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初めは、"配合飼料"や"ビタミン剤"を、あげることに少し抵抗がありました。

それは、僕があまり自分でサプリやビタミン剤を飲むのを嫌うからです。

それに、何か野菜を食べるときも、何かと"オーガニック"や"無農薬無肥料"などかかれていると安心出来そうでしょ?

牛を育てるのにも、放牧して勝手に草をあげながら育てるのが良い!

そんな風にも考えていました。

 

 

でも、牛の世話をしていくなかでこの気持ちは変わっていきました。

 

 

 

人間も、体の調子が悪いと病院に行きます。下痢だったら下痢止めを飲んだり、消化の良いものを食べるでしょう。お腹をあっためるかもしれません。

 

赤ちゃんのときは、ミルクを飲みます。その後は離乳食を食べます。熱が上がりやすかったりまだ色々な免疫が付いてなくて病気にもかかりやすかったりします。

カラダを作っていく成長過程では、"よく食べなさい"。そう言われて来ました。

 

お腹に赤ちゃんがいるときは、お腹の赤ちゃんの為にもいつも以上に栄養バランスに気を遣った食事をするでしょう。

 

 

 

菅野さんら、"繁殖農家"さんがやっていることはそういうことなのです。

"世話"をしているのです。ただ餌をあげ太らせ大きくしているのではありません。愛情を持って育てているのです。

 

 

 

 

 

 

たった2週間でも、毎日牛を見ていると気がつくことがたくさんあります。

 

あっ、こいつまだうんち下痢してるな。

食べすぎなのかな?餌減らしてみるか。

 

あれ、こいつ毛がボサボサしてるな。

もうちょっと餌あげて配合飼料もあげてたくさん食べさせてあげないとな。

 

おっ、こいつは体が大きいな。餌をあげるときもよく食べるし、太りすぎないよう餌はこのままにしておこう。

 

 

 

 

 

 

40頭いる牛に、衛生管理状の番号はついていますが、名前は付いていません。

顔も、まだ僕にはあまり違いがわかりません。

 

けれど、みんな人間みたいに個性があるってことを感じます。

のび太もいればジャイアンもいるのです。(ドラえもんはいないかも。いや、僕らかも。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

毎日の餌やりから感じているのは、"命"です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい!今日のところはここで終わりにします。たくさん写真を使ってしまい、なんだか続編用の写真が無いような気もしますがまぁあまり気にしないでいこうと思います。

 

なんだか中途半端なところで終わった感がありますが、乞うご期待ということで!

 

それでは、CIAO〜(^ ^)