マクロビに魅せられて。
どうもお久しぶりです!!SORAです!
一ヶ月以上更新が無く、コイツ蒸発したんじゃないかと思っていた人も多いと思われますが、そんなことなく元気に生きてます。何事もなかったかのように今日からブログ再開します。SORAです。(2回目)
さて、僕は先日千葉県いすみ市にある「ブラウンズ・フィールド」という場所で
自給自足の”マクロビライフ”を送る中島デコさんとそのお仲間たちにお会いしてきました!そこには、まるで夢のような光景があったので今日はこのブログを通してその時の体験を書きます!
”マクロビ”とは。
はい!それではまず本題に入る前に、”マクロビ”とは何ぞや?という説明です!
『マクロビオティック (Macrobiotic) は、第二次世界大戦前後に食文化研究家の桜沢如一が考案した食事法にないし食生活法である。名称は「長寿法」を意味する。食生活法は、玄米菜食、穀物菜食、自然食、食養、正食[1]、マクロビ[2]、マクロ、マクロビオティックス、マクロバイオティック、マクロバイオティックス」とも呼ばれる。』ーWikipedia引用ー
むむむ、、、さすが天下のWikipedia様...何でも知ってらっしゃる。
しかしこの説明だと少し分かりにくいと思うのでも僕が聞いた話や読んだ話から噛み砕いて説明すると、
まず、”健康的な食事法”である、ということ。とりあえずこれをイメージとして持ってください。
次に、じゃあどう”健康的”であるか、というと、
カラダにも大地にも健康的であるということ です!
マクロビライフを送る中で、基本的に動物性のモノはカラダに取り入れません。
それは、肉や魚はもちろんなのですが、例えば卵や牛乳・バターなども食べないのです。あれ、ここだけ聞くと”ヴィーガン(純菜食主義者)と似ていますね。
しかし僕が思うところで、他にも違うところというのが精製された白砂糖や、
精米されたお米、つまり白米なども基本的に口にしないということです。
元気で健康なカラダを作るのに、出来るだけ余分なものは要らないよねって感じなのです!(ちょっと説明テキトウ)
そして、マクロビを語る上でもう一つ大事とされていることが、その土地の旬の食べ物を食べていくということ。例えば、トマトは夏の食べ物です。トマトには食べるとカラダを冷やす効果があり、それは夏に体温が上がるというその土地の気候や環境に適して生まれたものだからです。冬になると、白菜を食べますよね。これも、白菜には食べるとカラダを温めてくれる効能があるのです。
これは僕が今思いついた簡単な例ですが、自然ってものすごく理にかなっていて
自然から生まれたものをそのまま頂いていく事でカラダのサイクルは自然と綺麗に健康に保たれていくようになっているらしいのです!
その考え方からも想像出来るように、マクロビには”一物全体”という言葉もあります。
「ひとつのものを、丸ごと全部頂く」という意味で、例えば穀物なら精米していな玄米、野菜なら皮や葉にも栄養がありそれら全部を頂く事でバランスを整えられるようになっている、ということです。
さて、ここまで”マクロビ”について軽くざっとお話していきましたが
正直なところ、初めてマクロビを知った方は
「えっ、魚肉どころか卵バターもダメ?お米も玄米じゃないといけないし
普通のお砂糖とかもダメです、なんてそんなの無理でしょ!」
こう思う人が大多数だと思います。しかし、その”マクロビライフ”を中心に
自分たちでお米や野菜、調味料まで作り(しかも全て無肥料無農薬で!)
「出来る限り自給自足の、無駄の無い生活」を送っている人たちがいるのです!
その人達が暮らすところが、「ブラウンズ・フィールド」なのです。
自然と共に暮らす、絵本に描いたような世界
はい、それではやって参りました千葉県いすみ市。
ここ、ブラウンズ・フィールドの最寄り駅は外房線 長者町駅です。
(今気づいたのですが、この駅の名前とマクロビの意味(長寿法)に共通するところがあるのは、偶然なのか、、、)
今回僕は阿佐ヶ谷のバーで会った超絶素敵なお姉さん(例えるならスーパーウーマン)に車で駅から連れて行ってもらったのですんなりと車で行けましたが、みなさんが来るときはバスを乗り継いでしばらく歩くかヒッチハイクしてください!
ここでまず写真を一枚。
可愛いヤギちゃん♡
ここBF(ブラウンズフィールド 以下BF)ではヤギを飼っています!なんでも、ヤギは究極の循環生物なのだとか。勝手に草を食べてくれるし餌はあげなくていいし、うんちやおしっこも土に返っていくそうです。生きてるだけ感謝感謝!らしいです。知らなかった〜〜〜
カフェもあります。全裸の男の子が走り回って遊んでいました(笑)この木の陰の下でマッサージ受けてる人も、、、
辺り一面芝生が広がっているので子供が走り回ってもお母さんたちも安心です。
ハンモックもあります、、、
映画で観るような木造の可愛い家もあります、、、
とても美味しいスイーツも、、、
もちろん、マクロビのね!!!
実はこの珈琲ゼリー、とってもとっても可愛い女の子が席に運んんで来てくれて、そのとても素敵な写真もあるのですが許可を取るの忘れたので今回は非公開。残念、、、
しかし!!!もれなく綺麗なお姉さんorキュン死するほど可愛い女の子がカフェで接客してくれるということもここ、BFのポイント。(僕の個人的意見です。)
前々から噂には聞いていた中島デコさん。そしてその住まい兼レストラン、カフェ、宿泊施設、イベント会場であるBF。
訪問する前に少しホームページやブログを読んで驚いたのですが
ここBFでは、限りなく完成形に近いほど自給自足・循環型の生活が送られているのです。
野菜やお米は敷地内で自然栽培しており(その種全40種!!!)、日々の食事は自分たちの菜園で採れるものと足りない分はご近所さんから頂いたもので作っているそう。し!か!も!味噌や醤油など日本の伝統的発酵食品まで手作り。これには驚きました〜〜〜
食べ物だけではありません。
雨水はタンクで貯め洗濯や洗い物に再利用、お皿を洗うとき洗剤は使わず出来るだけ油を出さない、残さない。そしてそれでも落ちない汚れはウエス(着古した服やシーツの切れ端)で洗って出来る限り排水の汚れも少なくしようとしているそうです。
コンポストもあります。ウエスにも動物の餌にもならなかった生ゴミたちは米ぬかや籾殻と混ぜられ微生物の力を借り土に還っていきます。
そう、BFでは"ゴミ"が限りなく0に近いのです。
宴の始まり
そして今回僕が晴れてこのBFに訪れるきっかけが、この建物。
BFの敷地続きにあった築200年もの古民家を改築し生まれ変わった新空間。
子供も遊べる、大人たちは炉端で休み
時にはワークショップ、時には自然栽培で採れたお野菜を自炊なんてしながら生活する場になります。
実はコレ、クラウドファンディングを通して生まれました。そのとき、力を貸した1人が"自由人"としてこれ程までに有名な人はいない、高橋 歩さん。今回はその高橋 歩さんをゲストスピーカーとして開かれたプレオープンの日だったのです!!!
どん!
どんどん!
どん!どん!どん!
はいーーー!!!
宴が始まりました!!!
もう文章で説明するのが面倒だったので写真をたくさん載せました。途中から食テロブログになり申し訳ございません。
本当にこれマクロビ!?そんなの一切気にならないというか、気付かないというか
ただただ美味しい美味しいと呟きながら次から次へと口に頬張っておりました。
手作りのお酒もありました。ほろ酔いました。
お食事の場でデコさんになぜマクロビを始めようと思ったのかと聞くと、子供を自分が持つことになって、"どうやったら子供が健康に元気すくすく育つだろう。"を考えた結果だと答えていました。
それと、こんな質問もしました。
「デコさんはもう、マクロビ以外の食事はされないんですか?例えば、魚やお肉を使った料理、白砂糖の入った市販のお菓子などなど…」
すると、デコさんはこう答えてくれました。
「言わゆる、"普通"の食事も摂るわよ、たまにね。やっぱり、人からの頂き物だったり食事の席だったりどうしてもそういうのを口にする場はあるじゃない。でもだからと言ってマクロビのお食事しか口にしないって言ってそれらを全部断っていたら食べ物も勿体無いし、何かハッピーじゃないじゃない。食事って人がハッピーになるための場であるべきだと思っているし、ただ今の世の中余りにも"摂らなくてもいいもの"が溢れているから
せめて家でご飯作るときくらいはそういった要らないモノは体に取り入れないようにしているの。」
僕は、コレが一番聞きたかったのかもしれません。
オーガニックだとかマクロビだとか
色々な"健康な食事"が提案されるようになってきて、最近僕は忘れかけていました。
まず、"健康な心"であること。
食べたときに「美味しい!」
誰かと一緒に食事をして「楽しい!」
こう感じられること。
これがまず何よりも大事なことだと思うのです。
デコさんらのお話と料理は、それがひしひしと伝わってきました。
美味しいのです。楽しいのです。気持ち良いのです。空間が、自然が、空気が、人が。
皆さんもぜひ、このブラウンズフィールドに足を運んでみてください。デコさんに、その家族、友達たちに。人が、空気が、自然が迎え入れてくれるはずです。
僕は今回余りにも交錯する思いがありすぎて結局上手く文章で伝えることは出来なかったですが、
このブログを読んでくれた方に感謝しています。そして少しでもマクロビ、BFについて興味を持ってくれたら幸いです。
僕もまたBFに行ったときは第2弾を書こうと思います。
Ciao!