留学に行ってみて良かった事

 

 

 

こんにちは!SORAです。

 

 

さて、今日も金曜日なのでブログを更新しようと思います!

 

 

 

 

日本に帰ってからよく聞かれる事は、

「どうだった、世界は?」

です。

 

 

みんな、聞いてくる事のスケールがデカ過ぎます。(笑)

 

 

 

僕がまるで何年間も世界を放浪して、何かビッグなオトコになったかのような

期待をかけられるのですがそんな事は一切ありません(笑)

人間、そんなすぐに変わらないと僕は思いますし

だいたい、海外に行った人がみんなスゴい変化を遂げてかえって来られるのなら

みんな留学やら旅に出ます。

 

 

 

でも、もちろんじゃあ何も変わってないの?

と聞かれるとそうではないと思います。

 

 

 

 

 

 

 

なので、今回は【留学に行ってみて良かった事】について書こうと思っています!

 

 

それでは、はじまりはじまり〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

英会話力の向上

 

 

 

 

 

これは、間違いないと思います。

何か言語を一つ学ぶ時、その言語に頭を浸けさせる事は

とても大事な事だと思っています。

朝起きてから夜眠るまで

街を歩いてて聞こえてくる会話

お店に入り店員と話す時

レストランで食べ物を注文する時

友達と会話する時

 

全ての場面において、英語を喋る機会があります。

 

 

 

 

 

 

日本人が英語を喋られない大きな原因の一つとして

せっかく習ってもそれを実践する場面がなかなかにない事だと思います。

もしあったとしても、なかなか人前で自分の拙い英語を喋ってみる事には

誰だってやはり最初は抵抗があるものだと思います。

 

加えて日本では特に、人前で英語を喋る事を恥ずかしいと思わせるような

雰囲気を作っているようなところがあると思います。

 

例えば、英語の時間に誰かが教科書の音読を求められるとします。

その人が普通に”良い発音”が出来るように頑張っているだけなのに

「かっこいい〜!」

「本場っぽい」

「Rの発音がすごい」

と必要以上に囃し立てる人達がいます。そのせいで人前で

努力しようとしている人が、まるで恥ずかしい事をしているかのように

感じさせられます。それが嫌だから、わざとカタカナ英語の発音で言ってみたり

挑戦する前に、「わかりません」といってしまう。

しかし、留学し毎日英語に漬かる事で嫌でも英語を喋らないといけない

場面がたくさんあるので、自然と英語を喋る事に抵抗が無くなっていくのです。

 

 

しかしそれが、実際一度日本を出てしまえば

どんなに恥ずかしくて最初は抵抗があっても

生活する上である程度の英語は喋らないと行けなくなります。

僕も最初は恥ずかしかったですが

今は「とりあえず喋ってみる事」に抵抗を全く感じなくなりました。

 

 

 

 

ちなみに、僕の今の英会話のレベルとしては

英語を第二言語とする人達は大体の場面で会話に困る事は無いですが、

英語を母国語とする人達とでは、語彙の広さや喋る速さ、滑らかさなどでは

ついていけないことが多々あります。

なので、日常生活やコミュニケーションで困る事は無いけど

ペラペラではないです。

 

 

半年間留学して、僕より喋られるようになる人はたくさんいると思います。

むしろ、効率のいい人だったら留学なんかしなくても日本で独学で学び

僕くらいは喋られる人はたくさんいると思います。

 

 

結局のところ、どこまで喋られるようになるかはその人の意識次第だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海外に”生活”すると言う事

 

 

 

これは留学を終えた後、旅に出た時に感じた事です。

 

 

単なる海外旅行だと、一つの地に短期間しかいないと思います。

有名な観光地を巡ったり、おいしい料理を食べたり。

あーよかった!と気持ちのいい記憶が残る事が多いと思います。

しかしそれでは、その国の表面上の良さしか見られない事が多いと思います。

 

 

 

”生活”する事で、例えば毎日同じ道を通ったり

お気に入りの場所ができたり。

じゃあまた来週ね!と言って別れられる友達が出来ます。

その土地で取れる食材で、その土地の気候、環境下で

料理をしてみたりも出来ると思います。

そういった日々の連続を通し、感じるものは

その土地の本当の良さです。

それは雰囲気だったり、文化や週間の違いだったり、

その国の人柄だったりもします。

 

 

例えば、僕がアイルランドに実際にいて思った事は

アイルランド人は、日本人に似ているということ。

とても親切で、困っている人がいれば必ず誰かが助けてくれると言う事。

地図を開いてきょろきょろしている人がいれば必ず誰かが声をかけてきてくれます。

バスに乗っていて、全く見知らぬ人とお喋りするなんてこともあります。

でも、どこかシャイなところもあります。

喋りかけてくる時も、少し躊躇してから話しかけてくれる人が多く感じました。

最初は控えめなんです。でもパブ(向こうで言う大衆居酒屋)で一度

お酒を飲めばみんなご機嫌になりフレンドリーになります。

 

それと、アイルランドのパブ文化は本当に強くて

これは他の国にはないものだと思いました。

ギネスビールを片手にし誰かと一緒にお喋りをし、

店の中ではケルト音楽など”アイルランド感”を感じさせる

音楽が流れています。急に誰かが音楽を演奏し始めたりするのも

珍しい事ではありません。

サッカーやラグビー観戦のときはみんなまずパブに行きお酒を飲み

それから会場に行き、試合が終わればまたパブへと行きます。

あのワイワイと騒がしく、音楽が常に流れ

みんなが楽しそうな空間は、本当にまた戻りたくなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

掛け替えの無い、「出逢い」

 

 

 

 

 

 

これが一番僕が強く思うところです。

    

 

 

語学学校に入ってすぐ、仲良くなった友達がいました。

サルバトーレ、エド、ラファエラ、サラ、アレクシス、キャメン、さやか、ファビ

イタリア、フランス、スペイン、台湾。何となくみんなで食堂でご飯を一緒に

食べるようになりました。パブやクラブにも行きましたし、週末にプチ旅行もしました。本当にいつも一緒にいました。2週間、一ヶ月、6週間後と

少し少しその子らが自分の国に帰って行くのをいつも見送る側で

最初アイルランドに来てから二ヶ月後くらいにはほとんどみんな帰ってしまいました。

残されたのは、長期で来ている人達。日本、韓国、台湾とアジアが多かったです。

 

 

夏に、学校から一ヶ月のホリデーをもらいバックパックで旅行をしました。

日本人のさやかと、まずイタリアに行きました。

ミラノに着きサルボたちに再会出来たときは全力ダッシュで飛びつきました。

それからイタリア、フランス、スペイン、チェコを旅行しました。

この一ヶ月間は、本当に楽しかったです。

 

 

語学学校にいると、毎週誰か新しい生徒がやってきて

その度に「初めまして!」と挨拶をし、すぐ仲良くなります。

しかしそれは同時に「またいつかどこかで会えるといいね。」

と別れを告げないといけないということです。

お互い住む国が違うから、この先また会えるかわからない人達ばかりです。

そんな初めましてとさようならの繰り返しに疲れた事もありました。

 

 

けれど、もしこれから先会えないとしても

その時出会った事はやっぱり素晴らしいことで

お互いの楽しい時間を共有しています。

それは掛け替えの無い思い出(出逢い)として僕の宝物となっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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半年間、出逢って仲良くなった人達に書き込んでもらったメッセージたち。

本当にたくさんの人と出会った。みんなありがと〜

最後のこってた人達はアジア人ばっかだったなあ(笑)

 

 

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最初に仲良くなった人達。みんな大好き

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正直、僕の今の英語のレベルが自分で満足かと言ったら、そうじゃない。

ある程度は喋られるようになったかもしれないが、やっぱりまだまだ

自分の英語力の低さに悔しくなる事もある。

けど、一年間を通して思った事は、

自分はネイティヴではないということ。

非ネイティヴとして、それを母国語とする人達と比べて喋られないなんてのは

当たり前の事で、どこのレベルまで喋られるようになりたいかなんてのは

その人次第。

 

自分が英語を喋られるようになりたかった理由は、

世界中に友達だ欲しかったから。

自分の言いたい事を伝えたくても伝えられない、その感情が悔しかったから。

けど今は、その最低限は達成した。

 

だから、もうこれから先英語で留学しに行く事は絶対にない。

でも、どこか英語圏の国や外国に行って何かを勉強したり

働いてみる事は多分あると思う。

 

 

 

そして、もしコレから先英語以外の言語を学んでいくことになった時

語学学校に半年間もいる事はないと思う。

それは、毎日のルーティンに飽き飽きする事がわかっているから。

”勉強”じゃ、僕は上達しないと思った。その言語を通して何か学んだり

生活していく上で身に付いていくものだと僕は思う。

 

 

 

 

まぁ、自分がこの先何をして行くかなんてわからないけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは、今日はこんな感じで終わりです!

留学の話、もっと色々聞きたいって人いれば是非声をかけてください。

 

 

 

次回は、多分”旅”について書きます。

 

 

お楽しみに〜